生物多様性「現状以上に」=国家戦略に中長期目標−中環審答申(時事通信)

 中央環境審議会(環境相の諮問機関)は1日、動植物や生態系などの保全強化に向けた生物多様性国家戦略の改定案を小沢鋭仁環境相に答申した。開発や外来種の持ち込みなどによって生物多様性が損なわれていることを踏まえ、「2050年までに生物多様性の状態を現状以上に豊かにする」という中長期目標を明記した。
 10月に名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれるため、日本として保全に取り組む姿勢を示す狙いだ。政府は今月中旬に閣議決定する。
 改定案では、中長期目標に加え、生物多様性の損失阻止に向けた20年までの短期目標も提示。生物多様性の状況の把握や保全活動拡大などを行うとしている。 

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核持ち込み「密約」断定できず、有識者委報告へ(読売新聞)

 日米両政府の複数の「密約」を調べている外務省の有識者委員会は、核持ち込みを巡る「密約」に関し、新たに見つかった交渉担当者の文書などを基に「密約と断定できない」との見解を報告書に盛り込む方針を固めた。

 これは、1960年の安全保障条約改定時に、核兵器搭載の米艦船の日本寄港などは同条約の定める「事前協議」の対象外とする秘密合意があったとされるものだ。当時の藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日米大使が交わした「討論記録」が根拠で、米側は「事前協議の対象となる核持ち込み(イントロダクション)に、寄港や領海通過は含まれない」と解釈してきた。

 これに対し、条約改定交渉に外務省安全保障課長として中心的にかかわった東郷文彦・元外務次官(故人)の書き残した文書に「イントロダクションの意味について米国と議論した記録も記憶もない」との記述があることが分かった。東郷氏は「討論記録は核搭載艦船の寄港などを定めたものとは思わなかった」とも指摘しており、有識者委は「60年の時点では日本側が米側の解釈を把握していたとみなす根拠がない」と結論づけた。ただ、63年に当時のライシャワー駐日米大使が大平正芳外相に米側の解釈を伝えて以降は日本側が黙認していたとして、「密約性が全くないとはいえない」と併記する方向だ。

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シー・シェパード妨害 第2昭南丸、横浜で見分へ 侵入船長、傷害容疑も視野(産経新聞)

 環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」のメンバーが、南極海で調査捕鯨活動中の「第2昭南丸」に違法侵入した問題で、海上保安庁が船員法に基づいて身柄を拘束したSSのメンバーを乗せた第2昭南丸を横浜港に入港させる方向で最終調整に入ったことが23日、分かった。第2昭南丸はすでに日本に向かっており、3月中旬ごろには到着する見通し。横浜港入港後、艦船侵入容疑(3年以下の懲役など)で捜査。証拠がそろえば、より罪の重い傷害容疑(15年以下の懲役など)での立件も視野に入れる。

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 立件されれば、公海上の日本船に違法に乗り込んだ不審者を国内法で刑事訴追する初のケースとなる。

 移送されているのは、SSの抗議船「アディ・ギル号」のピート・ベチューン船長。今月15日、1月に発生した日本船との衝突事故でアディ号が大破した責任は日本側にあり、約3億円の賠償請求するなどとした趣旨の書簡を持って、第2昭南丸に乗り込んできた。

 日本側はベチューン船長が手にけがをしていたため治療後に船員法に基づき身柄を拘束し、水産庁は海上保安庁への引き渡しを決定した。海保は艦船侵入容疑での取り調べのほか、侵入の際に防護ネットをナイフで切り裂いた器物損壊容疑(3年以下の懲役など)でも立件する見通し。海保は証拠保全のため、ネットを修理せずに帰国するよう要請しているという。

 これまでのSSによる抗議活動で、ベチューン船長は皮膚を刺激する化学物質の酪酸が入った瓶を投げ入れ、日本船の乗組員3人の顔にけがを負わせたことについても「自分がやった」と認めている。

 海保は以前からSSの妨害活動を事件として立件することを想定し、証拠価値の高い映像の撮り方などを日本船団に指導。今回撮影された映像などの分析で、ベチューン船長の犯行を裏付ける証拠がそろえば、傷害容疑での立件も視野に入れる。

 刑事訴追は初のケースなだけに、海保幹部は「高度な政治的な判断が必要で、具体的な指示はまだない」と述べている。通常なら在宅で捜査するケースも想定されるが、逃亡の恐れがあれば逮捕に踏み切る可能性もある。

 ベチューン船長を乗せた船は南極海を出発し、日本に向けて航行中で3〜4週間で到着する予定。SSによる大規模な抗議行動や妨害活動も予測されるため、海保は第2昭南丸が所属する塩釜港(宮城県)でなく大型船を接岸できるうえ警備しやすい横浜港に入れて、船体を実況見分する。ベチューン船長については水産庁など関係省庁と協議しやすい、東京海上保安部が事情を聴く。

 第2昭南丸以外の日本の調査捕鯨船団は南極海で活動を続けており、その後もSSによる妨害活動を繰り返し受けている。

 移送中の船内では、「個室が提供されているが、外の空気を吸いたいと言えば甲板に出てもらう。全般的におとなしくしており、健康状態も良好」(水産庁幹部)。平成20年1月にSSのメンバーが日本船に侵入し身柄拘束された際には「天ぷらを食べたい」などとの要望があった。今回はこうしたリクエストはないが、要望に基づき乾パンを提供することもあり残さず食べている。

 しかし、SS側は身柄拘束に対して「日本の法廷で闘う」と表明しているため、「人権侵害がないよう、対応には細心の注意を払っている」(水産庁幹部)といい、丁重に扱われている。

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<国公立大2次試験>前期日程、東海地方でも始まる(毎日新聞)

 国公立大2次試験の前期日程が25日、始まった。この日は国立81大学360学部、公立68大学142学部で試験がある。

 東海地方の国公立大でも2次試験(前期日程)が25日、始まった。名古屋大学(名古屋市千種区)では午前10時の試験開始と同時に、受験生たちが外国語の問題と向き合った。

 同大前期日程を志願したのは、計4960人。全学部の平均倍率は2.9倍で、昨年の3倍から微減した。26日にも数学、国語の試験を行う。【高橋恵子】

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